2009.03.21 かわいそうな「こぶしの花」
ここ何日かバカ暖かく、いろいろなお花が慌てて開き始めました。近くのお寺に咲いている「こぶしの花」がやけに蕾が大きくなったなと思う間もなく、その二日後にはすでにデレッと咲き終わり「もう、この暑さにはついていけませーん。」と言っているようでかわいそうです。
こぶしの花というのは、まだ少し寒さの残る春先にそそとした白い花をつけ、まるで木に雪が降ったような風情になるのが好きでした。花形もチューリップのような形がかわいらしかったのに、そんな時期を楽しむことなく、たった二日で開ききったこぶしの花。一年に一回のチャンスなのに、こぶしの花も悔しいだろうなぁなどと思いながらお寺の前を通り過ぎました。
桜の花も早くも満開になってしまった映像がテレビで映し出されていました。暖かくなるのは嬉しいのだけれど、やはりそれぞれ順を追って、それらしき季節に、それらしき気温の中で楽しむのが一番なのですが、最近の地球温暖化で、だんだん桜の開花も早くなり、桜の花に囲まれての入学式なんていう風景がだんだん見られなくなってしまいました。
これからは、入学を祝ってくれる花の象徴はなにになるのでしょうか。
杉並区久我山 松本整体
投稿者 matsumoto (08:23) | PermaLink
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