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2008.06.10  体操について

 治療の効果を持続させるためや、より日常を過ごしやすくするために体操をお教えすることがよくあります。私にとってはこれは、宝物を患者さんに上げているわけです。だって、辛い症状が体操をすることで、少しでも楽になればその方はその体操が宝のはずです。わたしも時間を割いて説明し教えてあげるからには、本当に実行して欲しいのです。
 でもすぐに実行してくださる方は三割にもならないです。二回、三回と言ってやっとやり始める方。時々いい加減にやる方。本当にいろいろです。
 そして何か月かたって検査すると、自己流になっている人が半分います。
 私が教えてあげる体操は、体の筋肉の動き、それぞれの筋肉の影響の仕方等を考えて、単純で種類が少なくても済むように考えだしたもので、余分なものを削って最小限にしたものです。ですからその最小限のものをアレンジしてしまうと違うものになってしまうのです。
 患者さんにお願いです。どうぞ正確に少しずつでも毎日実行してください。
 また、一般の人が健康管理のためにする体操は、ぐいぐい力をいれてするより、じわーとゆっくりする方が効果があります。
ご自分の体はご自分で守るしかないのです。私たちは守るお手伝いはできても、実行するのはご本人です。ご自分のために少しだけ頑張りましょう。

松本整体 久保田昇子

 

投稿者 matsumoto (16:30) | PermaLink
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