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2008.06.04  五月雨

 6月4日、つまり今日は旧暦の5月1日だそうです。
 5月、つまり皐月に降る雨だから「五月雨」なのですが、この「サミダレ」の「サ」は4月にも書きましたが桜の「サ」と同じ意味で「田の神」のことです。桜とは「田の神がいる場所」という意味だということをかいたことがあります。
 五月は特に「サ」のつくことが多いみたいです。先ほど出た五月雨をはじめ、早苗、早乙女などの「サ」は全部「田の神」の意味で、「五月雨」は田の神の水が滴るという意味だそうです。「早乙女」は田の神に仕える乙女という意味で田植えをする女性の事を言いますが、この時の「乙女」は若い娘さんでも、おばあさんでも全部「早乙女」なのだそうです。こう言われると「早苗」の意味も自然に解ってきますよね。「早苗」は田の神様の苗ということです。
 昔は、一年の初めは稲の種まきから始まるような感じだったようです。
食べ物を作ることが、命をつなぐことになるわけですから、何より大切な事だったわけですよね。
 でも今は食糧需給率が低いにもかかわらず、減反でお米を作れないし、飢えに苦しんでいる国がたくさんあるのにお米を送ってあげられないなんて、矛盾だらけですね。そればかりか、バイオ燃料とかいって、食べ物をガソリンの代わりにしてしまうし、めちゃくちゃです。
 神様がお怒りにならなければいいのだけれど。昔だったら「罰当たりなことをして」としかられてますよね。古いかなぁ?

松本整体 久保田昇子

投稿者 matsumoto (18:01) | PermaLink
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