2008.05.16 素敵な話
今朝、NHKのテレビを見ていたら、C.W.二コルさんと浜三枝さんの対談をしていました。場所は二コルさんの森。木漏れ日が優しく二コルさん達を照らし、とっても気持ちのいい景色でした。誰が見ても「あんな森の中を散歩してみたい!」と思うような明るくて豊かな森でした。
この対談で二コルさんがおっしゃっていた言葉がとても感動的でしたので今日の日記に書くことにしました。
二コルさんは小さい頃病弱だったそうです。その二コルさんにおばあちゃんが「みんなと同じように元気になりたかったら、毎日森に行きなさい。」と教えてくれました。二コルさんは夏休みに毎日、毎日森に行って遊んだそうです。そしたら不思議な事に少しずつ元気になってきたのだそうです。
元気になってきた二コルさんにおばあちゃんは今度は「元気になったら木に登って木とお話をしてごらん。もっと元気になれるよ。」
二コルさんは木に登って木と話をするようになりました。そして不思議な事にすっかり病気が治ったのだそうです。
二コルさんは二十代の時日本へ空手を習いに来ました。そして日本の森の美しさに感動しました。ところが二コルさんが日本に来た頃の日本の森は全く手入れされずにほったらかしにされているところが多く、心を痛めた二コルさんは荒れた森を買い取り、手入れを始めました。そして二十年かけて、木もれ日が美しい、きれいな森によみがえらせたのです。
更に二コルさんは素敵な話をしてくれました。
森で時々音楽界を開きます。でも、来てくれた人に「音楽が終わっても決して拍手をしないでください。じーと耳を澄ましていてください。」というそうです。
音楽演奏が終わりみんなが静かに耳を澄ますと少しして森の木々がざわざわとしだし、小鳥の鳴き声が急ににぎやかになるのだそうです。科学的に証明はできないけれど、木や小鳥達が確実に音楽を喜んでいるのがわかるのだそうです。その音楽も電気的なものには全く反応がないのだそうです。
素敵な話ですよねぇ。私も二コルさんの音楽界に行ってみたいです。
松本整体 久保田昇子
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