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2008.04.14  面白い縁

 私は時々ずっと前においでになっていた患者さんの事や、最近おいでにならない患者さんのことなどを思い出します。お会いできない分どうなさっているのか心配なんです。
 今日も出勤の支度をしながら、ふと、ある患者さんの事を思い出しました。「最近おいでにならないけれど、お元気かしら。」と思いながら、その方の事をあれこれ考えているうちに、その患者さんと面白いご縁があったことを思い出したのです。
 2007年の名古屋万国博の時の事でした。あれは日立館だったかな?ちょっとどこのパビリオンだったか忘れてしまいましたが、顔を立体的に撮影して、その写真を写した顔がアニメの顔になり、大きな画面でアニメになって上演されるところがありました。大勢の人が穴のようなところに顔を突っ込みいろいろな角度から同時に顔写真を撮るのですが、実際にアニメに使われるのは、三分の一位で、アニメに登場できたら運がいいという感じでした。
 ストーリーは、よく覚えていないのですが、地球をのがれて宇宙で生活している元地球人たちが、ある少女の持っているオルゴールの曲を聴いて地球の記憶を手繰り寄せ、地球に帰ろうとするというような物語でした。もしかしたら違っているかもしれません。もしご存知の方がいらっしゃったらお知らせください。
 私とその患者さんとは全く違う日に万博に行きました。そして話題になっているアニメを上演してくれるパビリオンに行きました。運良く?
私はアニメに登場できましてほんの何秒かでしたが、とても恥ずかしく思いをしながら画面を見ていました。わたしは、地球を救いに行く隊員の一人だったような気がします。
 ある日、患者さんと私はお互いに万博の思い出を話していた時、アニメの話になり、2人とも偶然アニメに登場できたことを知りました。ところが配役を聞いた時びっくりしたのです。敵に襲われ逃げるときに、一人逃げ遅れてゲートの中に逃げ込めなくなりそうな隊員の役が、患者さんでした。そして、まごまごしている隊員を素早く救い出すおいしい役が私でした。
何万人も入場して、何万人も私たちと同じパビリオンを訪れたと思います。その中で、違う日だったとはいえ、偶然つながりのある役にしてもらえたことに、なんとも言えないご縁を感じました。
そんな事を懐かしく思いだした今朝でした。

松本整体 久保田昇子

投稿者 matsumoto (16:58) | PermaLink
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