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2008.04.30  孫の話

 孫ができるとおじいちゃん、おばあちゃん達は、こぞって携帯の待ち受けに自分の孫の写真を入れ、孫の話題になると我先に一番かわいく撮れている写真をフォルダーの中から選び出し、嬉しそうに見せ合う。
私は変わっているのか、そういう姿が嫌で、待ち受けは、自分で写した花の写真ですし、自分から人に孫の写真を見せるようなことは絶対したくないと思っています。(見せてと言われればちょこっとだけ見ていただくけれど。) そういう姿って私から見るととても嫌な光景に見えるのです。誰もが孫があるわけではないし、子供に恵まれない人もあるからです。恵まれた幸せをあたりかまわず喜ぶ姿は、あまり美しいとは思えないからです。

 でも、今日は最近会った我が家の出来事として、孫に登場してもらおうと思います。孫が起こした事件?だからです。

 先日娘から突然メールがきて、「目を離しているすきに、袋の中からゴマせんべいを出して、2枚重ねて食べて、『オッパッピー』と得意そうに笑う我が子に対してどう対処したものでしょうか。」というメールでした。
娘は最終的には笑って写真を撮っておしまいにしたようですが、それにしてもまだ1才4か月の子供が、そんな堅いおせんべいを2枚も重ねてよく食べられたものだと逆に驚きの方が大きいです。しかも「オッパッピー?」 おそらく得意げに、ニコニコしながらした事でしょう。孫は、母親が仕事をしているので3か月で保育園に預けられ、お兄ちゃんやお姉ちゃん達の中に交じって1日を過ごします。ですから、お兄ちゃんお姉ちゃん達のマネをして、いろいろな事を覚えてきます。大きい子たちに交じって小さい孫が楽しそうに遊んでいる姿が目に浮かびます。
おせんべいを食べて「オッパッピー」をした孫もきっと、保育園でお兄ちゃん達がしているように、にこにこと嬉しそうに、得意げにしたと思います。楽しいメールでした。
 しかし娘には「それは、親の不注意です。口に入れて欲しくない物は、子供の目の届かない所に置きなさい。」とメールしました。
ところが娘は、同じメールを妹にも出したらしく、下の娘の返事は「もう、オッパッピーは古いです。これからは『グー』を教えましょう。」でした。笑。
もう少し大きくなれば、だんだん自我が出て、自分の思うようにならないと泣いたり、言う事を聞かなかったりします。今が一番かわいい時かもしれません。

松本整体 久保田昇子

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2008.04.28  壊したお家は更地に

 この前、お家が壊されている事を書きました。そのお家が、遂に更地になってしまいました。
 大きな白椿の木とつつじの木があり、竹が生えたささやかながら(よそのお家の事をささやかなんて失礼ですね。)小さな庭がありました。最初家だけが取り壊されていたので、「この木達は残されるのね。良かった。」と思っていたのですが、昨日前を通ったら何も無くなって更地になっていました。
 毎日毎日見ていた木々がなくなってしまった寂しさがこみあげてきました。


工事の内容のプレートを見たら、施工会社の名前はありましたが、建て主の名前は空欄になっていました。
私はてっきり建て直しかと思ったのですが、売ってしまわれたんですね。


 私が久我山で仕事をはじめたころ赤ちゃんだった子が、幼稚園に行く姿に変わり、家のガレージの横に三輪車がありました。それが小さな自転車に変わり、やがて、大人の自転車になりました。最近はときどき部屋からロックがかかっているのが聞こえてきました。心の中で「あの赤ちゃんが、こんな曲を聴く年になったんだなぁ。」と思いながら、年月の流れを感じていました。


 でも、もう毎日見ていた木々達にも逢えなくなり、あの男の子の成長も見られなくなってしまいました。一回も話をしたこともない人々だったけれど、医院だと思ってチャイムを鳴らして以来、ずーと、毎日見てきた景色が、そこにあった生活共々目の前から消えてしまった寂しさ。

お引っ越しされてしまったこのご家族のお幸せをお祈り致します。

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2008.04.25  初トライ

今日、パソコンの管理をお願いしている会社の方に来ていただき、写真の入れ方を教えていただきました。今、残念ながらアップしたい写真がないので昨年の今頃写したお花の写真を試しにアップしてみます。

花.jpg

無事アップできました。
よかったぁ!

これからは、写真をどんどんアップします。

よろしく。

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2008.04.23  悪いおばさんです

 実は昨日の虫嫌いの人の話を聞いて、カミングアウトすることがあります。
 もう30年以上前の話ですが、季節は少し暑くなり始めたころだったと思うのです。私の前の方から小学校の1年生くらいのかわいい男の子が歩いてきました。手に白い紙袋を大事そうに握りしめていました。その男の子は私の顔を見ると嬉しそうに「これ、採ってきたの。」と言って白い紙袋の口を開けて中を見せてくれました。そのなかには、毛虫がいっぱいはいっていました。私は「ギャー。」と言いたいところをぐっと我慢して「うわー。すごいわねぇ。お母さんに見せてあげたらきっと喜ぶわよ。」なんて・・・。言っちゃったんですぅ。男の子は嬉しそうに帰って行きました。30年以上たった今でも、あの男の子のお母さんはどんな反応をしたんだろう。お母さんの反応を見て、あの男の子はどうしたんだろうと気になります。
 ごめんなさい。悪いおばさんでした。
それにしても、あの頃はまだ紙袋を使っていたので中が見えず良かったのですが、あの毛虫がビニール袋に入っていたらと思うとぞっとします。

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2008.04.22  思わず「ウフッ」

 昨日、今日にかけて思わず「うふっ」って感じの事がありました。
昨日の帰り、近くの八百屋さんの前を通りかかるとラジオがかかっていました。どうやらお便りを読んでいるらしく、「私は虫が大嫌いなのですが、息子は虫が大好きです。どうしたらいいでしようか。」という声が聞こえてきました。わたしは心の中で「解る。解る。」と思いながら思わず「ニヤッ」としたら、突然大きな声で「ガハッ」と笑う声が聞こえ、八百屋のおじさんが笑っていました。私と同じツボに入ったんだなと思いそのおじさんの笑い声に「うふっ」となりました。

 そして今朝、治療室へ来る途中の道でお家が解体されていました。クレーンでブロックを持ち上げて車に乗せている作業の横を恐る恐る歩いていると、作業をしていた若者がさわやかに、「おはようございます。すみませ~ん。」と挨拶してくれました。私も思わず「おはようございます。」と軽く会釈しましたが、心は「うふっ」でした。なんだか朝から嬉しいなと思いました。
 ところで今解体しているこのお家は、不思議な事に、ずーと「内科医院」という10センチ×30センチ位の小さなネオンが塀の上に付いていました。久我山に治療院を出した頃、ちょっと体調が悪いので、近くてちょうどいいと思って、このお家に行ったのですが、鍵がかかっていて、チャイムを鳴らしても誰も出てきてくれませんでした。それで「もしかしたら、ここはやっていないのかな。」と思い、それからは注意して通るようになったのですが、どうもお医者さんをしている様子はありませんでした。
 あれから23年間、ずーとあの看板はついたまま今日に至り、ようやく家の解体とともに取り去られてしまいました。それにしても、あのお家はどうしてあんなに長い間あの看板をつけたままにしてあったのでしょう。とても不思議でしたし。私みたいに間違えて治療をしてもらおうと訪れた人もいたのではないでしょうか。そんな事をいろいろ考えながら仕事につきました。

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2008.04.21  まだ来ないツバメ

 ツバメがずいぶん飛ぶようになりました。前のお店のツバメは相変わらず頻繁に巣作りに忙しそうです。でも私のところのツバメはまだ来ていないみたい。もしかしたらもう今年は来ないのかなぁ。無事海を渡れなかったのかなぁ。
 毎日巣の様子を見ています。

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2008.04.18  かわいいおばあちゃん

 今年は良く雨が降ります。特に木曜日は毎週雨で、お休みにカメラでも持って写真を撮りに行こうと思っているのに、なかなか実行できません。
 今日も雨。
 今、お昼を買いに外に出たら、私と入れ替えに入ってきたおばあちゃん。
 小柄で、髪の毛はグレー、少し腰が曲がっていて、年齢的には、80代後半の感じの方が、きれいな水色の地にかわいい花模様のついた傘をさしていました。なんて素敵なんだろうと思いました。
 この年齢だったらきっともっと落ち着いた
色合いのものを使っている人が多いと思うのですが、雨の日はジメジメして、空も暗く、そんな時はかえって気分を明るくする明るい色の傘って素敵だと思います。いつまでも、気持ちの若い人でいたいと、このおばあちゃんを見て思いました。

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2008.04.16  ツバメが来ました。

治療室の前のお店にツバメが来ました。
去年と同じ所に巣作りしています。
うちのビルの巣はどうかなと見てみましたが、まだのようです。
巣の下を通る時フンを落されそうで大変ですが、でも、来て欲しいです。
前のおうちに来て、うちに来ないのは寂しいです。

つばくろを待ちし空巣の小ささよ

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2008.04.15  彼に何が起きたの?

 もう13年ほどうちに通ってきて下さっている男性の患者さんがいらっしゃいます。年齢は70才手前くらいだったと思います。この方は大工さんをしていらっしゃった方で、とても真面目で律義な感じの方です。
いつもグレー系の洋服を着ていらっしゃいました。治療の時の衣服も短パンではなくて、ステテコをおはきになっていました。
 その方が、今日はピンクと赤の中間位の色合いのシャツを着ていらっしゃったんです。今まで一度も色物のシャツなんて来ていらっしゃったことがないので、一瞬「彼に何が起きたんでしょう。」と思いました。でも、とてもお似合いで、思わずにっこりしてしまいました。
 ところがいつもと違うのはそれだけではなく、13年間ずーとステテコでしたのに、今日はカッコよくスパッツで決めているのです。お仕事が大工さんだったせいか、スパッツもお腹が出ていないので、なかなか似合っています。
この患者さんに何が起きたんでしょう。今日は1日この変化が頭から離れませんでした。

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2008.04.14  面白い縁

 私は時々ずっと前においでになっていた患者さんの事や、最近おいでにならない患者さんのことなどを思い出します。お会いできない分どうなさっているのか心配なんです。
 今日も出勤の支度をしながら、ふと、ある患者さんの事を思い出しました。「最近おいでにならないけれど、お元気かしら。」と思いながら、その方の事をあれこれ考えているうちに、その患者さんと面白いご縁があったことを思い出したのです。
 2007年の名古屋万国博の時の事でした。あれは日立館だったかな?ちょっとどこのパビリオンだったか忘れてしまいましたが、顔を立体的に撮影して、その写真を写した顔がアニメの顔になり、大きな画面でアニメになって上演されるところがありました。大勢の人が穴のようなところに顔を突っ込みいろいろな角度から同時に顔写真を撮るのですが、実際にアニメに使われるのは、三分の一位で、アニメに登場できたら運がいいという感じでした。
 ストーリーは、よく覚えていないのですが、地球をのがれて宇宙で生活している元地球人たちが、ある少女の持っているオルゴールの曲を聴いて地球の記憶を手繰り寄せ、地球に帰ろうとするというような物語でした。もしかしたら違っているかもしれません。もしご存知の方がいらっしゃったらお知らせください。
 私とその患者さんとは全く違う日に万博に行きました。そして話題になっているアニメを上演してくれるパビリオンに行きました。運良く?
私はアニメに登場できましてほんの何秒かでしたが、とても恥ずかしく思いをしながら画面を見ていました。わたしは、地球を救いに行く隊員の一人だったような気がします。
 ある日、患者さんと私はお互いに万博の思い出を話していた時、アニメの話になり、2人とも偶然アニメに登場できたことを知りました。ところが配役を聞いた時びっくりしたのです。敵に襲われ逃げるときに、一人逃げ遅れてゲートの中に逃げ込めなくなりそうな隊員の役が、患者さんでした。そして、まごまごしている隊員を素早く救い出すおいしい役が私でした。
何万人も入場して、何万人も私たちと同じパビリオンを訪れたと思います。その中で、違う日だったとはいえ、偶然つながりのある役にしてもらえたことに、なんとも言えないご縁を感じました。
そんな事を懐かしく思いだした今朝でした。

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2008.04.13  意外に自分の事は分らない

 最近靴を履いて気がついたことがあります。右足の方がゆるゆるなんです。
 私は左足の方が大きいようで、いつも靴を買う時、両足がピタッと来ることが少なくて苦労します。靴だけは、買う時にピタッとこないと、絶対後悔します。
 この靴も買うとき右足がゆるゆるで、少し直していただきました。ところがしばらくして、やけに右足が痛くて、また靴屋さんで、調節していただきました。調節していただいたにもかかわりず、時々履いているのが辛くて、椅子に座ると脱いでいたりしました。ゆるゆるで買ったのに、どうしてこんなに痛いんだろうと不思議に思いながら履いていました。ところが最近雨が多いので、雨用のパンプスにかえました。そして昨日、久しぶりにまた前のハイヒールに変えたところ、右足が脱げそうなくらいブカブカなんです。
 「えっ!」って思いました。右足だけどうしてこんなに状態が変化するのでしょう。これはもしかしたら、この2~3ヶ月、私の足はむくんでいたのかもしれません。意外に本人が気がつかないうちに体調が悪かったのかもしれないと思いました。
 私は体力があり、結構無理がきくので、多少何かあっても気がつかないことがあります。つい最近も、お休みの日に出かけようと思ったのですが、雨のため計画が延期になり、それなら少し家でゆっくりしようと思って、布団に横になりました。いつの間にか寝込んでしまい、目が覚めたのが午後の2時。9時から5時間も寝てしまいました。体調がいい時は、寝ていようと思っても寝られないものです。かなり疲労がたまっていたことにその時はじめて気が付きました。そう言えば最近毎日帰りが遅かったのです。
 たくさん寝たせいか、その日は体が軽くなり、夕方から娘と買い物に出かけました。自分の疲れに気がつかないというのは、けっしていいことではありません。たまにはゆっくり休む日を作ろうと思いました。

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2008.04.11  久しぶりの晴れ

 やっと晴れました。
 春の長雨でした。春という季節は意外に雨が多いのだそうです。
 雨が上がったのがちょうど私が久我山の駐車場に着いた頃で、車から降りて歩きだしたとたんに、久しぶりにたくさんの小鳥の声が耳に入りました。そこで一句
さえずりのにぎやかさ増す雨上がり
なんて・・・。
 でもこの頃はまだ雨が上がったばかりで、青空は見えませんでした。
 お昼が過ぎたころです、日が当りだしたのは。
久しぶりの青空に心がうきうきしました。と言っても、まともに青空のもとで深呼吸なんて状態ではなく、治療室のブラインドの隙間から見る青空です。室内にいても、雨が上がったこと、お陽様が顔を出したこと、雲が出始めたことくらいは解るものです。
 雨が降り始めたことがわかるのは、下のセイジョウ薬局が、雨除けのひさしを出す、ガタガタという音です。時々患者さんがびっくりして、「あの音は何ですか?」と聞かれます。結構ビルも古くなってきていますので、ひさしを出す機械もがたがきはしめているのでしょう。
 松本整体に上がってくる階段のあたりも、結構美しくなくて、気になるのですが、私のビルではないのでどうすることもできません。松本整体においでになる患者さん、どうもごめんなさい。
 せめて階段の周りにいろいろ置くのはやめてほしいのですが、入口に平気で自転車を止めてしまう人がいたり、スナックのアルバイト募集の立て看板がやけに幅を利かせていたりして、困っています。あっ、愚痴ってますね。まずい! 今日はこの辺で。

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2008.04.10  欅の木

 私は欅の木が大好きです。今、私が借りている駐車場にその欅の並木があります。私のお気に入りの場所です。
 春のやわらかな黄緑色の若葉。
 夏の梢を渡る風にさやさやと音を立てながら大きな日陰を作ってくれる優しい木。夏の暑さを増すようにアブラゼミがジイジイ鳴いても、欅の木の下にいるとほっとするのです。
 秋の落ち葉はたくさんでお掃除が大変ですが、風に吹かれて「カサコソ」とアスファルトを舞っていく落ち葉も好きです。
 そして一番好きなのが冬の欅。全部葉を落して、裸になった木の美しさは、涙が出るほどです。たそがれ時。水色から少しずつオレンジ色に変わっていく頃、凛として立つ欅の姿は胸にジーンときます。私の1番大好きで幸せを感じる瞬間です。
 そんなに好きな欅でもちょっと嫌いな季節があります。それが今です。欅の花が道路に落ちて、その上を車が走ると、ベタッと黄緑のタイヤの跡が付きます。それが少し過ぎると今度は茶色になって車の上に落ちます。今日のように雨が降ってワイバーを使うと車の窓の端に汚い茶色の小さな花の塊がずらずらと並び、本当に汚らしくなります。
 この季節さえなければといつも思うのですが、そんなわずかないやな時間より幸せにしてもらえる時間の方がはるかに長いのですから、文句は言えません。
 ところで欅の花ってどんなのかご存知ですか?
結構知らない方が多いでよね。葉っぱと同じ色で2ミリ位の小さな花がブドウのように2~3センチくらいの房になって枝に付いています。ですから下から見上げても花が咲いているのはわかりません。風に飛ばされて落ちてきて「あっ、花が咲いているんだ。」って気が付きます。地味な花です。でも可憐な感じがします。
 そういえばもう風が吹くと葉ずれの音が聞こえますよ。

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2008.04.08  春の嵐

 今日は朝、雷が鳴っていました。
 部屋から見ていると、普通の雨のように感じたのですが、一歩外に出たら、結構風が吹いていて、傘が飛ばされそうでした。春の嵐です。
 東京の桜は、もうだいぶ散ってしまったので、この嵐で、花が散らされてかわいそうという時期は過ぎました。もう葉桜状態のところがだいぶ増えてきました。
 先日買った「日本の歳時記」に昨年の桜の開花日が書いてありました。そうしたら、東京は3月20日で全国で1番早い開花でした。鹿児島より6日も早かったのです。ヒートアイランド現象によるものでしょうか。桜前線は南から少しずつ北に向かって咲いてくるものでしたが、最近は東京が1番の時が多いようです。今年も東京は九州と一緒で1番でした。
 だんだん入学式に桜の花の下で写真を撮ることができなくなりましたね。これからの子供は入学式=桜というイメージは無くなってしまうのかもしれません。
 でも、このイメージもあくまでも東京近辺までのイメージで東京より北の地域は入学式=桜ではないかもしれません。入学式の頃はまだ蕾という所もいっぱいありますものね。それなのに何故か昔から雑誌の入学シーズンの写真はピカピカのランドセルの1年生のバックには桜の花が満開という図が当たり前のように使われていました。北国の人達はこんな図をみて、違和感はなかったのでしょうか。今になってみると、この当たり前の図が当たり前に受け入れられていたことが不思議な感じがします。

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2008.04.05  花見の由来

 最近義母に俳句を勧められ、自己流で俳句らしきものを作っています。
 季語を入れればいい位の事は解るのですが、私の季語の知識なんて知れています。それで歳時記を買いに行きました。そしたら、本屋さんに平積みになって「日本の歳時記」という雑誌が目につき、ついでにそれも買ってみました。
 副題が「桜咲く」となっていて、今頃の季節の俳句が解説と写真も付けられてたくさん載っていました。
 その中に花見の由来が書いてありました。
「桜」の「サ」というのは「田の神様」を意味の「田神(さがみ)」の「サ」だそうです。サガミの「サ」と「座」を意味する「クラ」が一緒になって、「サクラ」になったのだそうです。
ですから、「桜」は「田の神」がお出ましになるところの意味で、「田の神」が、美しい「桜」となって姿をあらわしたものが「桜」なのだそうてす。
そこで、春の日和の一日、人々はその「田の神」を客に迎えて宴を催した。多分、豊作を祈る行事の一つだったのでしょうね。これが「花見」の起こりなのだそうです。ですから、花見の名所に行くだけが花見ではなく、マンションのベランダから見える桜や電車の車窓から見える桜、塀の外から覗いている桜、全部「花見」の対象になるわけです。そうしたら日本人は全員花見をすることになりますね。桜は日本中いたるところにありますもの。私も、充分お花見をしました。

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2008.04.04  今日はちょっといやなことがありました。

 もう、桜も散り始めましたね。
桜吹雪がきれいです。近くに流れる神田川の水面はピンクの花筏でうまっています。
 そんなうららかな春の日なのに、否、うららかだから頭もちょっとうららかになってしまったようで、銀行に振り込みに行って、おつりを取り忘れ、5,000円損してしまいました。急いでいたので、明細書だけとってさっさとでてきてしまいました。その後、買い物をして、お金を出そうとした時、持って出たはずの金額がお財布にないことに気が付き、銀行に問い合わせたのですが、ありませんでした。とてもがっかりです。
 もうひとつ、駅の改札を入ろうとしてパスモをかざしたら、前の人がいい加減なかざし方をしたので赤い色になり、私のが感知されませんでした。
わたしがどうしようかとまごまごしているうちに、色が変わって青になったので、急いでカードを乗せようとしたら、後ろにいたおばさんが、私を突き飛ばすように押しのけ、自分のカードをかざして、さっさと入っていってしまいました。「あっ、急いでいるのかな。」と思ったら、悠然と歩いています。私はびっくりすると同時に悲しくなりました。
どうして2~3秒くらいの時間が待てないのでしょうか。ほんの2秒~3秒のことですのにね。
よく世間でおばさんの非常識な行動が話題になりますが、私もおばさんの一人として、「おばさんだからだめというわけではなくて、一人の人間としておかしなだけなんだから、『おばさんだから』という言い方をしないでね。」と言っていたのですが、そうか世間でいう「おばさん」って、こういう人の事を云うのかと、自分で体験してみて初めてわかりました。急いでいる時なら、仕方ありません。それでも「急いでいるからごめんなさい。」とひとことがあれば、「どうぞ」という気持ちにもなりますが、突然後ろから突き飛ばすようにして通り過ぎようという気持ちが理解できません。
それと同時に、私も感性が鈍くなって、知らないうちに、非常識な行動をしているのかしらと怖くなりました。いつまでも感性を磨いていたいです。

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2008.04.01  いよいよ4月ですね

 今日から4月。早いですね。もう1年の4分の1が終わりました。毎年毎年「えーっ。もう〇〇月たったの?早いわねぇ。」という会話をしています。本当にあっという間に年月がたって、このスピードに頭も体もついていけない感じです。
 日本全体が高速のベルトコンベアーでどこかに運ばれていくような感覚です。みんなもがきながら必死で生きているような感じがします。
 そのせいか、時々外国に行くとゆったりと心が落ち着くんですよね。
 こんな日本でいいのでしょうかねぇ。心のゆとりをなくし、希望を失った人が増えていますよね。肉親を殺したり、何の理由もなく「誰でもいいから殺したかった。」なんていうような事件が増えています。昔の日本は、外国人が驚くほど、礼儀正しく、きれい好きで、人の面倒見がよく、勤勉で、周りの人の事を思いやる心があったのではないでしょうか。そういう誇るべき文化がどんどん失われている今の日本は、とても恐ろしく感じます。

 今日は本当はお花見の事を書こうと思っていたのですが、全く違う方向に話が行ってしまいごめんなさい。
 皆さん、お花見すみましたか?今日は生憎寒くて、花チラシの春の嵐で、桜がずいぶんいじめられています。今年のお花見は、雨、風、低温となかなか気持ちのいいお花見ができませんね。それに、今年の桜は少し花色が悪いような気がします。毎年桜の花の色は微妙に違っていて、とても奇麗な年もあれば、「ちょっとね。」と思われる年もあります。今年は「ちょっと色が薄いかな?」って感じがしませんか?
今咲いている桜が散ると、青葉が目立つ季節になりますね。四季があるって嬉しいことですね。
悪いことを考えると気分が沈みます。楽しいこと、幸せな事に思いをはせて心豊かに暮らせるよう頑張りましょうね。(って自分に言い聞かせています。)

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